「ごめんなさい。勝手にキッチン借ります」 あたしはそう呟くとキッチンに入り冷蔵庫を覗く。 え…少なっ! えっと……卵、ご飯、のり、だし汁の元。 心の中で呟きながら材料を探す。 見事全部あってホッと胸を撫で下ろすとお粥作りに取り掛かった。