「…亜衣、違う所行こ」 鈴は屋上にいる2人に聞こえないぐらいの小さい声で呟くと、あたしの手を握って引っ張ってくれた。 ほんと、鈴には助けられてばっかだよ… あたし達は視聴覚室までくると中に入って席に座る。 その後一通り詳しく話した。