あたしはその光景を見てられなくて、目を伏せるようにその場を去った。



…洸太は目移りしちゃった…?



あんな可愛い子に迫られたらイチコロだよね。



さすがの洸太でも。




あたしのこと、嫌いになっちゃったかな?




そう思った時、丁度チャイムが鳴った。