【完】隣同士のあたしたち



洸太は、


「なに笑ってんだよ」

とか不機嫌っぽくなってたけど別にいいでしょ?


「あ、そいえばね、駅前にクレープ屋さんできたんだって!この後行かない?」



「あぁ、いーよ。じゃあ行くか」



鞄を持って立ち上がった洸太にあたしも荷物を持つと立つ。



あたしの所まで来ると手を繋いできた。



それはあまりにも自然で…胸が高鳴った。