ツンデレ彼女とストーカー彼氏。

はぁ・・・。

私はいつも、こうして相山君にひどいことをしてしまいます。

他の人だったら、普通に接することができるのに。

本当なら、もっともっと優しくしてあげたいのに。

本当の私には、なれずじまい・・・。

でも、彼はいつも。

「樹じゃ、駄目か・・・。じゃあ、いっつー!」

私の酷い言動を、嫌な顔ひとつせず、しっかりと受け止めて、そして笑顔で答えるのです。

だけど、やっぱり私は。

「そんな変なあだ名を付けないでください・・・気持ち悪いにも程があります。」

また、酷いことを言っちゃうのです。