「だからといって、友情系や感動系も全然ウケないわけよ」

「は、はぁ・・・」

「だから!恋愛小説を書こうと思うの!!」

「まぁ・・・いいんじゃない?」

私がそう言った瞬間、良美は両手をパンッと私の目の前で叩いて、頭を下げました。

「お願いっ、皐月と相川をモデルに、小説書かせてくれないかな?」


「は?」


何言ってるの?このクソアマ。