長い長いキスをしたまま、私は伸也さんに抱き抱えられ、ベッドへと運ばれた。 こうして、肌を重ねていると何もかもがどうでも良くなってしまう。 頭の中が伸也さんの体温で溶かされていくみたい…… 「……っん……ふっ」 いつ見ても、筋肉質な綺麗な体に私は顔を埋めたまま、何度も伸也さんを感じていた。