カタキに恋をした。




介「えー、時雨は?」



…コイツは確か、櫻田介。

なかなか鋭い。

私を疑ってるのか、警戒してるのか。



「時雨君は…先に寝たよ。」


…こんなかんじかしら。

、、、
あの子の口調をまねてみたけど…。

多分似たようなものだと思うから、気付かれないでしょう。




介「楓チャン、あのさ」


「夜風に当たってくる。」




これ以上話せばバレてしまう危険性が跳ね上がるので、私は強制的に会話を終了させ、香戦の倉庫へと向かった。