時雨「こーやって甘えんだよ。」 そう言って、さらにぎゅっと腕の力を強めてくる。 ドキドキは、いつまでも止まらなくて。 「しっ、時雨く…!!」 時雨「甘えたくなったら、俺んとこにこい。 他のヤツのとこに行ったらお仕置きだから。」 お、お仕置きって…何する気ですか!? 女の子に何する気ですか!? 「ぼっ、暴力反対です…!!」 時雨「…ぷはっ、暴力じゃねぇよ。」 クックック、と笑いながら、時雨君はあたしの体を放した。