カタキに恋をした。




**時雨side**


楓「いやぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!」


そう叫んで、楓はバタリと倒れた。


「楓…?

楓!!!」


俺はパニックになり、楓を抱え起こす。

でも楓は首が据わってなかった。


「楓!!

おいどうしたんだよ、なあ!」

陸「落ち着け時雨!

気を失ってるだけだ。」

陸が俺をなだめる。

介「…それにしても陸、どう思う?」

陸「…『あの日』がいつかによる。」

誠「でもその単語を使うのって最近じゃないよね?

昔時雨と関わったことがあるのかな。」

陸「なおかつ、気絶するような最悪の記憶…

まさか、」

「なに勝手に妄想してんだよ!!

…なあ陸、オマエ楓が俺の両親殺したとでも言うのかよ?

誠も、違うよな?

そうだよなぁ?!」