隣には得意げな柚流。







まさか…







「部長に、間違えたらしいって
いって変えてもらっといた。」



いぇーいと言わんばかりに
ピースしてくる。








余計なことを…!



と言おうかと思ったが、



姫咲がいるかもしれない
イタリアに、いってみたい
と思った。






「お前忘れたっていってるけど、
絶対まだ好きだから。
後悔すんなよ。ま、会えるか
わかんないけどな!」







俺がまだ、姫咲を好き…?













そんなわけ。










もやもやしているうちに
時は経って、イタリアに
飛び立った。