お嬢様は隣のカレがお好き。




「はぁー…」



部屋に入ったのは良いものの

特に話すこともなく。


退屈なせいで溜息が出た。




「溜息とか吐いてっと幸せ逃げてくぜ?」


はぁ?




「…ぷっ……ぷっ…あはははっ!!!!」



急に笑いだす私を小泉は変な目で見た。