「今日さ、体育あるんだよー、

ホント嫌だよねー、」



学校の人にはあまり会わない登校中は

常に変わらず無言。


朱里がひたすら話してるだけ。







そんな朱里の話を聞いてると


「朱里っ、着いたよ?♪」

「あ、…うぃっす。」



急に変わる表情には

未だに慣れないらしい。