それでも、さみしさは
募る、ばかりだった。


最初に、俺は 木の実を集めた。


今晩の夕飯だ…。


大自然に 恵まれた、孤島の海は


綺麗と いうより、澄んだ
輝きを放っている。

魚も、大漁に捕れた。


しかし、火は どうやって?
起こせば、いいのか…。


そうだ、ライターがあった…。


俺は、ジーパンの
ポケットに 手を

突っ込んだ…。