この、能力に 目覚めて からというもの、俺は 無人島 生活での孤独を 紛らすために いつも、何かに、宿っては ひとり、遊んでいた。 例えば、魚に、宿ると…。 <人間だ…。逃げよう > そんな、声が 耳に 感覚を 通じて、聴こえてくる。 植物は、驚いて、俺を観察する。 無人島には、不思議が いっぱい、なんだな…。