やっとの思いで、家に入ると。

 部屋の中心にどっかりと
 腰を据えているソファーへと、
 青年を横たわらせました。

 大きめのソファーなので、
 青年の体もすっぽりと収まりました。


 奥にはベッドもあるのですが、ここで充分なようです。


 自分で歩けるようになってから、
 移動してもらいましょう。



 この家は小さいながらも
 すべてのものが揃っています。