まだ素敵なイヴの余韻が残る夜。 「早速っすけど、始めましょうか?」 ニヤリと笑いながら、大樹くんは私の両頬に綺麗な長い指を当てた。 なななななんか、嫌な予感がするっ。 しかも逃げたくても、この体勢じゃ目を逸らすことも出来ないじゃん! 「トーコ先輩がもう少し素直になってくれる練習っすよ? ほら。どうして欲しいか、言ってみて?」 体中に電流が走りそうなくらい甘い声に、 頬を抑える手から伸びた指先が唇をなぞって。