「うん。真っ暗! だからいいんっすよ。この場所は」 ん…………? 大樹くんの言いたいコトがよくわかんなくて、首を傾げてると、さらに大樹くんが言葉を続けた。 「ここね。俺にとっては、大事な場所なんすよ……」 大事な場所……? 「もちろん初めてトーコ先輩と出かけた場所でもあるしー」 茶化すように言う大樹に、私の頬は季節に関係なく紅葉しちゃう。 けど。そんな甘い雰囲気は、次の大樹くんの言葉で急に空気を変えていく。