……どんどん頬が赤くなってく私の目の前で。 大樹くんは急にしゃがみこんで「くっそ!」と呟いた。 そして、急に立ち上がったかと思えば、 「ちょっと、ソコ動かずに待っててください」 そう言い残して、大樹くんは店の奥に姿を消した。 賑やかな店内に一人取り残された私は、ご主人を待つ忠犬ハチ公のように、真っ赤になったまま、その場に立ち尽くしてた。