∞妄想世界∞

重なる頬のすぐ近く。
少し熱くなった耳に、唇を寄せる。



「私も。

……大好きだよ」


そう呟けば、さらに抱き寄せる腕にぎゅ……て力が入って。


「もう。俺のほうがトーコさんに魔法かけられてるみてえ」


そんな甘やかな台詞が耳に届くと同時に。

ゆっくりと大樹くんの重みが重なる。