私に嘘つこうなんて


誰であろうと無理なんだな…



とりあえず、スマホを取り出して


千夏の会社の裏プロフィールをみた



ここには個人情報がぎっしり

ハッカーの私に破れないがートはないから


すぐに見ることができた





千夏の彼氏…


理貴 19歳

   兄と妹が1人ずつ

   兄は他界…

   出身は×××


出身…同じかぁ


じゃあ、私のことを知っているかもしれない




私はあそこで唯一生き残った奴として



案外なの知れていた子供だったらしい




コレだけの情報があれば



戸籍のハッキングも出来るかな…



そう思っていた矢先、

隣の席に座っていた大人たちの声が聞こえた




「そういえばさっき、

 裏路地で野次馬が集ってましたよね」




「なんでも、暴走族が喧嘩していたとか」





「暴走族か、俺も昔は……」






私の目が光った








野次馬は私の得意分野だ



野次飛ばして結局私が登場ってね





叶「裏路地いくよー」


陸「本当に好きだよな…」


空「だな、悪趣味だよ」




誰に何を言われようと、



すきなんですよーだっ