叶「…ま、そう言うことだから」




そう言って…去る叶恵の目は



昔のように感情を殺し



創りあげられた人形へと化していた









陸「待てよ!!!」


はじめて叶恵に楯ついた陸



みんなは目を見開いているが、





未だに叶恵の表情は崩れない


『無』のまんまだ…




陸「俺は叶恵に命を捧げると誓った



  俺は死ぬまで付いて行くよ



  また戻るなら



  俺はまた後処理としていく………!」






微かに…気のせいかもしれないが







叶恵の瞳の奥が開いた気がした





でも