君は太陽

「あぁ。やってみるといーよ」

「梅澤さんもガンバ。」梶がそう言ってくれた。

「さんづけせんでいいし」

よそよそしい感じがして嫌だったから。

「なんか梶って遠いひとみたいやなー

同い年で同じクラスって思えん」

「そんなことねーよ。俺は同じクラスだ。」

当たり前のことを大真面目に言う君が

ほんとにかっこいいって思ったんだ。


―――――なんで君だったんだろう。

君じゃなきゃダメだったのかな。