「やってません!!」


ボクがやるわけない。


彼女が嫌がる事なんてボクには出来ないのだから。


「そうかぁ……」


ボクがウソをついてないと思ったのか、先生はそう呟くと、首をかしげながら


「じゃあ、何で片山は……泣いていたんだ?」