南君がいきなり私に覆い被さった。



「えっ......///南君...?」


「.........」




南君の顔がだんだん近づいてきた。



「ちょ、ちょっと......///」



(キス......される......)



私はそう思って目をつぶった。








ピシンッ





「いったい!」



目を開けると南君が意地悪そうに笑って私にデコピンをしていた。



「な、なにすんのよ!」


「いや、お前の反応が面白いなぁと思って。」


「バカにしてるの?」


「キス、されると思ったのか?」


「うっ........///」


「図星だな。」


「ち、違うわよ!!」


「してほしかったんだろ?」


「そんなわけ!......」


「あるんだろ。」




南君はそう言うとニヤリと笑った。




「本当に違うからね!!」




私は必死にそういった。




「本当に面白い.........」



そういうと南君は私のおでこにキスをした。



「南君......///」


「今日はここまでにしといてやるよ。」



そういうと南君は意地悪ながらも自然な笑顔を見せた。