その瞬間、俺らは福沢諭吉をおっさん達に押し返すと店から出ようとした。



その時だった。
後ろからナイフの先が背中に感じたのは。

その時まずいと思った俺たちはちょっと離れたプリクラの中に入ったんだ。


そこに少女、晴が入ってきた。


正直、言葉を失った。

その少女がきれい過ぎて…

一瞬、本当に誰もを虜にする美人って実在するんだなって思った。


でもそんなこと考えてる暇がなかった。



俺はこの子を守りたいと本気で思った。