悠也side


“なんであたしなの?”って言われても晴が好きだからに決まってんじゃん。


殴って?って言われても好きなやつ殴れるわけないし。


「ちょっ!んん」


俺は、有無を言わさず口を重ねた。


ビクンッ

晴の体が跳ねた。


なんだ…?

ドサッ

俺は、床に押し倒されていた。

目の前には、晴のドアップ。

晴は、寝る前だからとウィッグをとっている。