フワッ


完全にピンが取れ、ウィッグをそっとはずした。


中からは、黒髪が出てきた。


「ヤベェ…」




「なにがヤバイの?」

あたしは、キョトンと悠也に聞き返すと、悠也は顔面を真っ赤にした。



「可愛すぎ…」

はぁぁあぁぁ??


「誰が!?」


「晴が!!…ってかはずいんだからあんま言わせんなよ…」