*晃大からの手紙

真理菜へ

今これ読んでるってことは俺は今いないんだよな。俺が初めて病気のこととか打ち明けた時のこと覚えてる?俺、嫌われるのが怖くて逃げてたんだ。だけど、真理菜の支えるよって言葉を聞いて嬉しい半面、不安だった。真理菜が俺を支えるなんて、辛い思いさせるだけだし、いつ死ぬかわからないからだ。でも、最後まで真理菜は支えてくれたな。こんな俺でごめんな。
俺は真理菜に出会えてほんとよかった。
先に行っちまって悪いけど、真理菜のこと空の上から見守ってるから。ほら、また泣いてるな。泣きやめ。俺と約束しただろ?笑顔でいるって!笑え。真理菜の笑顔はみんなを幸せにするんだから。じゃーな、また会おうな。

晃大より