そう、柊は、

きつく言っているのに、

なぜか私は、寂しいようにも見えた。

でも、私はとっさに、

「無視なんてしてないよ。」

そんな、バレバレな嘘をついてしまった…。

そして、続けて、

「っていうか、

最初に無視したのはどっち?!

柊でしょ!

無視すんななんていえないじゃん!」

私は、こんな、きつい言葉を言ってしまった。


すると、柊は、何も言わずに、

帰ってしまった。

「なにが言いたかったんだろう?

自分から言ってきたのに。」

私も、とりあえず、

家に帰った…。