スタスタと、どっかに行ってしまった。

それからというものは。

私からも、柊からも、

おたがい話す事はなかった。

この関係のは、今もなお、続いている。

その事を思い出して、

柊をむし無視した…。

その日の放課後、

私は一人、帰る準備をしていた。

すると、「ガラッ」と、

ドアを開ける音がした、

ドアの方を見たら、そこには、

柊が立っていた、

私は、また、無視をした。

「どうせ、すぐどっか行くよ。」

そんな事を思っていた。

その時、

「おい、姫奈!

無視すんなよ、なんで今日、

目があった時、無視したんだよ!」