それから、どれくらい経っただろうか

目を開けると

辺りはもう暗くなっていた

「かえ…らなきゃ…」

重い体を起こし、ゆっくり歩いた

いつも以上に静まり返る校舎

足音一つ、聞こえない

靴を履いて学校を後にした