何日。 はたまた何月。 どれだけ刻がたったかわからない。 朝が夜かもわからない。 そんな日々が続いていた。 ただただ、総司様の元へ行きたいと懇願した。 『……総司様』 とうとう上がらなくなった瞼を下ろしながら呟くと、きぃ、と金属の音がした。 「……会いたいか?」 誰かなんてわからなかった。 だけど、答えはすぐに口をついて出た。 『会い、たい……』 そう言った瞬間、ふわりと何かが私の体にかけられた。 「いいだろう。 連れて行ってやる」 言葉を最後に私は意識を無くした。