「伊月~、はなちゃ~ん! 朝ご飯よ~~!」 予定の30分ほど前から起きていた私にとって 空腹はすごくつよいものであった。 「はーい!」 部屋から出ようとしたら同時に 伊月の部屋のドアが開いた。 「伊月、おはよ」 家族らしい笑顔でいった・・・ つもりだったけど・・・・・ 「うん」 すっけない返事で返された。