「ぅうー、、、」


眩しかったのか、マコは目を細めて伸びをする。



「マコったら、また勝手に入ってー」

少し怒ったように言っても、マコは気にした様子もない。
いつものことだ。





私とマコの家は隣同士で、部屋も隣同士。
私たちは昔からお互いの窓から好きに出入りしている。






「遅かったね。」


ゴロンと寝返りを打って言う。


「柚とお茶してたんだー。
ステキなカフェに連れてってくれたの。
後でマコも行こうね。」






マコはおいでおいでと、自分のわきのベッドをポンポンたたく。




一体誰のベッドなんだか。
思わず笑ってしまう。





素直に横に座ると、ふわっと寝かされ抱きしめられた。






「マコっ!親いるんだから…」





「月子が静かにしてれば、ばれないよ」





「〜〜〜っ」


マコにはいつも敵わない。





じっとしてると、ふいに耳を甘噛みされた。




「きゃっ、や、やめてったら!
だめっ」



「待たせたお仕置きね」




耳元でクスクス笑うマコ。





昔はこんなにSじゃなかったのにーっ