ど派手な兄貴と車を見送りながら
頭の中では仕事の事でいっぱいなあたし…







(あ〜思い出したよ。
8月中に3曲は書かなきゃダメなんだよね…
仕事の話なんかしやがってバカ兄貴め!
お陰でまだ眠ってていい物がしっかり目を覚ましたよ!)







「あたし、 眠り姫さんの気持ちが
痛いくらい分かるよ…
眠り姫さんは目覚めたら
素敵な王子様が目の前…
あたしの場合は目覚めたら沢山の仕事が目の前…」








なんてブツクサ独り言いながら
重い足取りでお店に入った。