サヨウナラ(アイシテルside祐)



「これは、祐のせいじゃない!!」



腕を隠し小さな体で俺を必死に睨みつけている姿さえ愛おしい。



「私が弱かっただけ。私もこの傷のせいで多くの人を傷つけた」



「亜美?」



目に沢山の涙を浮かべて訴えかけてくる。



昔のお前はこんなに簡単に涙を流す女じゃなかったよな。



お前をこんな風に素直にさせたのは俺が憎んでいたあの男のお陰。