そして、母さん達のもとへと階段を降りる。 居間のドアを開けると「祐!!」と母さんが駆け寄ってきた。 「大丈夫?座りなさい」 俺の体を支えるようにソファーに座らせてくれた。 「どうした?」 俺の隣には父さんが座っている。 「これ……」 俺は紙袋をテーブルの上に載せた。