いつの間にか俺の後ろにはおじさんがいて、肩を組まれた。



「由梨絵は死んだんだ。だから、冷たいんだ」



「死んだって……なんで死んだんだよ?俺は昨日由梨絵に会ったんだ!!いつもと変わらず……」



「朝方トラックにひかれた」



それからのことはほとんど覚えていない。



どこかに行ったり、沢山の人が来たりしてたけど、なんだかフワフワした気分で目の前で何が起こっているのかわからなかった。