俺はベッドの上でゴロゴロとしているうちに寝てしまっていたらしい。 騒がしい父さんと母さんの声で目を覚ますと、朝になっていた。 カーテンを開けて、もう一度布団の中に潜り込むと、ドタドタという音と共に母さんが部屋に入ってきた。 「勝手に入るなっていっつも言ってるだろ!!」 俺の言葉に母さんは何も答えずに近づいてくる。 「由梨ちゃんが……」 母さんは目に涙をいっぱいためて言葉を詰まらせてしまう。 「由梨絵?」 「由梨ちゃんが……連絡がきて……」