リビングの横にある畳に俺の布団を敷いてくれる由梨絵の背中は寂しそうだった。 俺は由梨絵に近づき、肩に手を乗せた。 「由梨絵、俺も昔はいつも一人だった。でも今は由梨絵がいるから寂しくない」 「祐……」 振り向いた由梨絵の目には沢山の涙が…… こんな由梨絵の顔を見たのは初めてだった。 何があっても泣かない由梨絵。 何があっても笑顔の由梨絵。 「由梨絵?」 俺はどうしていいのかわからずにただ戸惑うだけだった。