そのあと、母さんと夕食を食べた。
父さんと兄さんは遅いらしい。
「あまり気にしなくていいわよ。」
「‼︎」
「兄さんは早咲きだったけど、あなたは 遅咲きなのかも。もし、あなたが父さ んのようになれなくても、私にとって 大切な息子に変わりはないからね。」
「ありがとう…母さん…」
「いいわよ。その通りなんだから。」
不思議とその後は笑顔が絶えなかった。
そうして、母さんと喋っていたらドアの
開く音がした。
「ただいま。」
父さんと兄さんだった。
「おかえり。」
「おっ!まだ起きてたのか?もう子供は 寝る時間だろ。」
「いいでしょ。二人を待ってたんだから 。」
「まぁいいけど。」
兄さんは少し予想外だったなぁというよ
うな顔をした。
そしてまたいつもの偉そうな顔に戻った
。
「じゃあ僕はもう寝るよ。まだ子供だし ね。」
皮肉をたっぷり兄さんにプレゼントして
あげた。
兄さんはこのガキみたいな顔をした。
兄さんが悪いだもんね。
そう思いながら、寝室へ向かった。


