「はー、ただいま」





「おかえり〜♪」





そう出迎えてくれたのは、アスカさん





「何そんな疲れた顔してんの〜?」





「もうヤダ」





今日を振り返ってみよう





午前、学校へ行くと校門に隼汰、下駄箱で新山ひなたに逃げられ、自販機の前で今度は奏、そして屋上で蓮





午後、学食に行くと全員集合、下っ端も引き連れて無理やり一緒に食事、女子トイレから出ると隼汰、保健室で寝てると奏、帰りの下駄箱で新山ひなたにまた逃げられ、校門で蓮に拉致られそうになる





と、まあこんな感じ





疲れない訳がない





「今日はね〜、幸の大好きな肉じゃがよ!早く着替えてくれば〜♪」





そんな事を知らないアスカさんは鼻歌を歌いながら夕食を作っている





「たっだいまー!って幸今帰りか?」





「うん」





「おっかえりー!ヒロくん!」





「ただいま、アスカ」





何かお邪魔みたいなんで二階にある自分の部屋に向かった





ちなみに、ヒロくんって言うのは親父の事で、如月弘也だからヒロくん





部屋に着き制服から部屋着に着替えて下に降りた