次の日、昨日と同じ位に起きた私はゆっくりと準備をして昨日と同じ位に家を出た
タバコに火をつけてのんびり登校
なんか落ち着く
そして校門が見えてくると金髪も見えて来た
金髪って隼汰?じゃない?
「おはよーブス。この俺様を待たせるとはいい度胸だ!おい、この俺隼汰様の仲間に入れてやるよ!」
「嫌だ」
「即答かよ!」
朝からバカな隼汰のおかげで目が覚めた私は逃げるように校舎に入った
昨日と同じように土足で入ろうとすると栗色の髪が見えた
「新屋 ひなた?」
「お、おう。あ、えっと、あの、くっそーー!!」
何か走ってどっか行ったんだけど
何なんだ朝から
あ、喉乾いたから自販行こ
確か二階だったような
階段を登り二階をくまなく歩くと
「あった」
小銭を入れて大好きなリンゴジュースのボタンを押す
「あ、幸ちゃんやっと見つけた!」
この声は
「奏?」
「へぇー、幸ちゃんってリンゴジュースが好きなんだ。はい!」
落ちて来たリンゴジュースを取って渡してくれた
「ありがと」
奏はやっぱり親切だな
