「誰よ?あぁ、弥生ねこんなことするの」





ーいつの以上につり目の希加お姉さま






「失礼だな、兄さんじゃないの」






弟の弥生が、この家の帝王、要を見た







「あぁ、あれかお前が毎日臭いから窓から投げた」










「ふざけないで!!せっかくお父様に頂いたのに」







「煩いよ、二人とも」






「弥生、あんたもあんたよ久々に顔を見たらその口の聞き方」






「希加やめろ、弥生は煩いといった」







大きな長方形の、漆黒の机の上にかかった



真っ白なテーブルクロス





席につくまでにこの兄妹弟は、時間がかかる