腕の中の温もり

そしてあっというまに放課後がやってきた


あぁなんだか気が乗らないなぁー



そんな事を考えていると


「音無ーお待たせ!」


夏目君がニコニコしながらやってきた



「ん…んーん全然待ってないよ!」



確かに待ってはいないがなんだろう?
さっきの不敵な笑みが少し気になる


他から見ればただニコニコしてるだけだが私は何故か気になった


すると


「じゃ行こっか!」



夏目君が言った


「う…うん!」


私達は商店街の方へと歩き出した