「―…あのっ、オレにも…パシリさせて下さい!!」



―……は?


何なの、コイツ。



今日も、いつもと同じような1日になると思ってた。



いつものように…


伊藤をパシらせて、一生懸命な姿を見るつもりだったのに。



知らない男に呼び出されて、仕方なく指定の場所に行くと…



そこには――…


自らパシリ志願者を名乗る男の子がいた。




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