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「ヒナちゃん、どうしたの?ボーッとして」
「……えっ」
気が付けば、そこは 白とピンクで統一された自分の部屋で
あたしの隣にあったのは、目を少し細め 心配そうな表情をしている…先生の顔だった。
「あっ ゴメンなさい」
謝りながら、至近距離にあったその顔に驚いた。
「ヒナちゃん…大丈夫?昨日も遅くまで 頑張ったの?」
男っぽいダイちゃんとは違う、優しい喋り方の…
─────アキラ先生。
今、あたしの隣に座っている彼の名前は
藤崎アキラ…大学3年生。
彼は毎日のように、あたしの部屋に来て勉強をみてくれている。
すなわち…彼は
あたしの家庭教師のセンセーだ。


