ダイちゃんはあたしの手を引っ張ると、布団の中に体を押し込んだ。 「なっ なにするの!?」 怒って…下から顔を見ると 「俺も入ろうっと!」 シレッとそう言って、ダイちゃんまで入ってきちゃったし。 「ママが来たらどうするのよっ!」 「その時は…その時だな。そんなことより、ヒナはやっぱりあったかい」 ちゃんと話を聞いていないのか… 焦るあたしにお構いなく、ダイちゃんは小さな胸に顔を埋めてくる。 「ひゃぁ…冗談やめてってば!」