「なぁ…ヒナ。はじめから 遠慮しないで俺に言えよな?俺が知らない間に 勝手に家庭教師なんて頼みやがって…」


唇を尖らせ拗ねていると、急に優しい声が聞こえてきた。


「……え」


「俺が絶対にお前を合格させてやるよ」



時に厳しい面も見せながら、ダイちゃんの甘いレッスンはこんな感じではじまって──・・・